かつて日本人の死因の第一を占め、「国民病」と呼ばれ恐れられた結核。今一番こわいのは人々の「無関心」です。
よぼういがく協会は財団法人結核予防会の岩手県支部として、結核予防のためのさまざまな事業を推進しています。
結核予防のシンボル
「シールぼうや」です。
結核とは
- 結核菌によって肺などに炎症を起こす病気です。かぜとよく似た初期症状がありますが、結核と気付かずにいると、空気感染で人にうつしてしまうこともあります。せきやタンが2週間以上続いたら、医療機関を受診しましょう。早期発見が適切な治療につながるとともに集団感染の予防にもつながります。
結核の現状
- 世界:結核は世界で最大の感染症です。総人口のおよそ3分の1が結核に感染しており、毎年880万人が新たに発症、200万人が命を落としています。
- 日本:毎日およそ80人の新しい患者さんが発生し、年間2千人以上が結核で亡くなっています。亡くなる人のおよそ4分の3は70歳以上の高齢者です。
- 岩手:毎年およそ200人の新しい患者さんが発生しています。
結核の治療
- 結核と診断されても、6ケ月間毎日きちんと薬を服用すれば治ります。治療にはDOTS(直接服薬確認法)を行います。これは患者さんが服薬するのを医療従事者が目の前で確認し、服薬を支援するものです。
複十字シール運動は、結核や肺がんのない明るい社会を目指す、世界共通の募金活動です。お寄せいただいた募金は、結核予防の教育活動、調査研究活動、国際協力事業などをすすめるうえで大きな力となっています。あたたかいお力添えをよろしくお願いします。
複十字シール
- 複十字シールは募金媒体として使われ、現在およそ80ケ国で発行されています。日本のシールは1952年に作られ、毎年新しいデザインが生まれてきました。2002(平成14)年からは、画家の安野光雅さんのデザインとなっています。

募金の使い道
- 平成18年度、全国からお寄せいただいた募金は総額3億9,244万4,582円、うち岩手県支部にお寄せいただいた募金は369万7,835円でした。みなさんのあたたかいお気持ちに心からお礼申し上げます。
【益金の主な使い道(全国)】
結核予防週間行事や教育資材の作成
胸部検診の機器整備
全国各地域の結核予防団体の活動費
結核対策などの調査研究事業
途上国の結核対策支援
全国一斉街頭キャンペーンを実施
- 毎年、結核予防週間(9月24日〜30日)中、NPO法人岩手県地域婦人団体協議会とともに県内で街頭キャンペーンを行い、結核予防の普及啓発と募金へのご協力を呼びかけています。
結核についてもっと詳しく知りたい人は
- (財)結核予防会のホームページ http://www.jatahq.org/ をご覧ください。

