赤ちゃんの健康診断

大切な赤ちゃんを守るために

元気に生まれてきた赤ちゃんにも、生まれつきの病気がかくれていることがあります。そのなかには、早く見つけて必要な治療や管理を行うことで、普通のこどもと同じように成長できる場合もあります。
よぼういがく協会は、岩手県から委託を受けて先天性代謝異常検査を行っています。また、岩手県医師会と協力して胆道閉鎖症マススクリーニング検査を行っています。

先天性代謝異常検査

先天性代謝異常症

先天性代謝異常症は、遺伝子の変異によって特定の酵素が欠けてしまうことによる、生まれつきの病気です。300種類以上の病気が明らかになっていますが、このうち6つの病気を対象に生後すぐの検査を行っています。

検査対象の病気:アミノ酸代謝異常(フェニールケトン尿症、楓糖尿症、ホモシスチン尿症)、ガラクトース血症、先天性副腎過形成症、先天性甲状腺機能低下症

検査方法

生後5〜7日(出生日を0日とする)の間に、医療機関で赤ちゃんの足の裏(踵)から極少量の血液を採取し、よぼういがく協会で検査を行います。

*この検査は保護者の希望によって実施するものです。検査料は公費負担です。

胆道閉鎖症マススクリーニング検査

胆道閉鎖症

胆道閉鎖症とは、生まれつきあるいは生後まもなく、肝臓と腸をつなぐ胆管という管が詰まってしまい、胆汁が腸に流れなくなる病気です。放置すると胆汁が肝臓にたまって黄疸がおこり、肝硬変になります。肝硬変になると、完治が期待できないだけでなく、生命が脅かされることにもなります。

検査方法

保護者が1ケ月健診の前日か当日の赤ちゃんの便の色を調べ、「便色調カード(母子手帳に入っています)」を健診の担当医師に提出します。健診担当医師が、記載された便色調を確認し、スクリーニングを行います。

*この検査は岩手県内の赤ちゃんを対象に行っているものです。

便色調カード(見本)

便色調カード(見本)
このカードを使って便の色をチェックします。

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