「児童クラブ」とは児童福祉法における放課後児童健全育成事業の通称です。児童クラブの他に学童クラブや学童保育というような呼ばれ方をします。運営は自治体から民間まで様々です。当児童クラブは岩手県予防医学協会が運営する民設民営のクラブとなります。一方、「児童センター(児童館)」とは公設公営の児童福祉施設となります(盛岡市は社会福祉事業団等)。図書館などと同様に地域の子どもたちが誰でも利用することができますが、登録制や学年による利用制限等を設けている施設もあります。
<Q>児童クラブはどんなところ?
保護者が就労等により昼間家庭にいない小学生を対象にした放課後の遊びと生活の場です。児童センターのように放課後の過ごす場所の提供だけではなく、生活の支援や子どもたちの遊びの提供なども行います。具体的には、宿題を見たり、おやつを提供したり、お友達同士のトラブルの解決をしたりなど、健全な育成を目的として生活全般をお世話する場となります。放課後児童支援員という有資格者が必ず各施設におり、専門的な知見から子どもたちの生活を支援します。
<Q>利用対象は?
児童クラブは小学1年生から6年生までが対象となります。児童センターでは長期休暇中等の利用希望者が多い期間に利用の制限を設けている施設もあります。
<Q>料金はかかるの?
児童クラブでは保育料等の料金がかかります。児童センターは無料または保険料のみの場合が多いです。
<Q>おやつはでるの?
児童クラブではおやつの提供があります。育ち盛りの小学生にとって、おやつはとても重要な補食となります。当クラブでは、全児童を対象に16時に、延長保育の児童を対象に18時に提供しています。児童センターでは提供していない場合が多いです。
<Q>開設時間は何時まで?
児童クラブでは18時以降まで開設している場合が多く、当クラブは20時まで運営しています。児童センターは18時までの施設がほとんどとなります。
<Q>どんな活動があるの?
児童クラブでは長期休暇中に、遠足等の行事を行います。当クラブでは、夏休みにはキャンプや自然体験活動、冬休みにはスケート遠足、春休みにはわんこそば体験等様々な行事を行っております。