新しい時代の結核予防に向けて
かつて日本人の死因の第一を占め、「国民病」と呼ばれ恐れられた結核。
今一番こわいのは人々の「無関心」です。
よぼういがく協会は公益財団法人結核予防会の岩手県支部として、
結核予防のためのさまざまな事業を推進しています。
Tuberculosis prevention
結核予防 メニュー
かつて日本人の死因の第一を占め、「国民病」と呼ばれ恐れられた結核。
今一番こわいのは人々の「無関心」です。
よぼういがく協会は公益財団法人結核予防会の岩手県支部として、
結核予防のためのさまざまな事業を推進しています。
結核菌によって肺などに炎症を起こす病気です。かぜとよく似た初期症状がありますが、結核と気付かずにいると、空気感染で人にうつしてしまうこともあります。せきやタンが2週間以上続いたら、医療機関を受診しましょう。高齢者は明確な症状がなく、食欲不振や体重減少として表れることもあります。定期的な検診を欠かさないようにしましょう。
出典:公益財団法人結核予防会「結核の常識2024」
結核と診断されても、6か月間毎日きちんと薬を服用すれば治ります。治療にはDOTS(直接服薬確認療法)を行います。これは患者さんが服薬するのを医療従事者が目の前で確認し、服薬を支援するものです。
1904年にデンマークでクリスマスシールが発行され、その益金は結核に苦しむ人々のために役立てられました。シールを使った募金活動は世界に広がり、現在も各国で行われています。複十字シールには、健康を願うメッセージが込められています。シールをお使いいただくことで、運動の輪が広がります。
日本のシールは1952年に作られ、毎年新しいデザインが生まれてきました。令和6年度のシール図案は、昨年度に引き続きイラストレーターあさいとおる氏によるものです。今年は「自然との調和」をテーマに生命を持つものたちが共に生きる姿シールにしました。これからもずっと守っていきたい日本の美しい自然が描かれています。
複十字シール運動については、当協会広報室複十字シール運動担当までお問合せください。
令和5年度、全国からお寄せいただいた募金は総額1億7,777万9,971円、うち岩手県支部にお寄せいただいた募金は132万2,347円(うち40万円はNPO法人岩手県地域婦人団体協議会)でした。みなさまのあたたかいお気持ちに心からお礼申し上げます。
普及啓発や教育資材の作成
全国各地域の結核予防団体の活動費
途上国の結核対策支援
結核対策などの調査研究事業
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