岩手県よぼういがく協会

Big Waffle(盛岡)での健康診断・人間ドック
0570-00-7185
Big Waffle(盛岡・代表)
019-638-7185
県南センター(金ケ崎)
0197-44-5711

結核予防

新しい時代の結核予防に向けて

かつて日本人の死因の第一を占め、「国民病」と呼ばれ恐れられた結核。

今一番こわいのは人々の「無関心」です。

よぼういがく協会は公益財団法人結核予防会の岩手県支部として、
結核予防のためのさまざまな事業を推進しています。


結核の今

結核とは?

結核菌によって肺などに炎症を起こす病気です。かぜとよく似た初期症状がありますが、結核と気付かずにいると、空気感染で人にうつしてしまうこともあります。せきやタンが2週間以上続いたら、医療機関を受診しましょう。高齢者は明確な症状がなく、食欲不振や体重減少として表れることもあります。定期的な検診を欠かさないようにしましょう。

結核の現状

世界
総人口のおよそ4分の1が結核に感染しており、2023年には約1,080万人が新たに発病、125万人が命を落としました。
日本
2023年の罹患率は8.1、新登録患者数は10,096人でした。そのうち80歳以上が約40%と高齢者の割合が多くなっています。また20歳代では外国生まれの方が約80%となっています。

 

出典:公益財団法人結核予防会「結核の常識2025」

結核の治療

結核と診断されても、6か月間毎日きちんと薬を服用すれば治ります。治療にはDOTS(直接服薬確認療法)を行います。これは患者さんが服薬するのを医療従事者が目の前で確認し、服薬を支援するものです。


複十字シール運動

複十字シール運動は、結核を中心とした胸の病気をなくして、健康で明るい社会をつくるための運動です。その実現のために募金活動を行うとともに、病気への理解を広め、予防の大切さを伝えています。お寄せいただいた募金は、結核予防の教育活動、調査研究活動、国際協力事業などを進めるうえで大きな力となっています。 あたたかいお力添えをよろしくお願いいたします。

複十字シール

1904年にデンマークでクリスマスシールが発行され、その益金は結核に苦しむ人々のために役立てられました。シールを使った募金活動は世界に広がり、現在も各国で行われています。複十字シールには、健康を願うメッセージが込められています。シールをお使いいただくことで、運動の輪が広がります。

日本のシールは1952年に作られ、毎年新しいデザインが生まれてきました。令和7年度のシール図案は、昨年度に引き続きイラストレーターあさいとおる氏によるものです。今年は「日本の昔話」をテーマにしています。

複十字シール運動については、当協会広報室複十字シール運動担当までお問合せください。

募金の使い道

令和6年度、全国からお寄せいただいた募金は総額4億463万6,647円、うち岩手県支部にお寄せいただいた募金は101万5,084円(うち34万5,500円はNPO法人岩手県地域婦人団体協議会)でした。みなさまのあたたかいお気持ちに心からお礼申し上げます。

益金の主な使い道(全国)

普及啓発や教育資材の作成

全国各地域の結核予防団体の活動費

途上国の結核対策支援

結核対策などの調査研究事業

結核についてもっと詳しく知りたい人はこちら

公益財団法人結核予防会のホームページ

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